自律型協働ロボット『PEER SpeeMa+』

『PEER SpeeMa+』は、先端の SLAM 技術をカメラおよび LiDARからの情報を融合させることでリアルタイムにロボット自身が位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことが可能です。さらに経路情報を設定せずに自律走行できるため、障害物を回避した最適な経路を選定します。


製品仕様

特徴
最大 4 セットを対応可能
サイズ : W460mm×L443mm×H1406mm
重量 : 約 50 ㎏
最大積載 : 約 45 ㎏
速度 : 最速 1.2 m/s
稼働時間 : 連続 8 時間
充電時間 : 2 時間
通路幅 : 1,300mm(双方向走行)
900mm(一方向走行)

作業支援(倉庫内ピッキング工程)

  1. 管理システムから受注したピッキング情報を『PEER SpeeMa+』に自動送信
  2. 『 PEER SpeeMa+ 』:自律的に商品の位置まで最適ルートで移動
  3. ピッキング作業者:待機している『PEER SpeeMa+』の位置まで移動
  4. ピッキング作業者:ディスプレーに表示された商品をピッキングし指定の段に載せる
  5. 『 PEER SpeeMa+ 』:商品貼付の RFID によりピッキングを認識、次の商品位置へ移動
  6. すべてのピッキングが完了後、梱包エリアまで自律搬送
PEER SpeeMa robot front and back image

導入メリット

  1. 【作業効率向上】『PEER SpeeMa+』の作業支援(場所 ・商品案内、確認)により人為的ミスを低減。特別な知識などが不要なため、作業者のトレーニング時間が短縮できます。

  2. 【労働環境の改善】『PEER SpeeMa+』がピッキングエリアと梱包エリア間の往復を自律的に行うため、作業者の負担軽減になります。また、ゾーンピッキング(下図)の推奨により、さらなる負担軽減と、作業者間のソーシャルディスタンス確保に寄与し、より安全な環境下での業務推進を提供できます。

  3. 【最短での導入】施設内の作業オペレーションやレイアウトを大幅に変更することなく、スピーディーな導入が可能です。