hardware

自社開発ハード・AFL

無人フォークリフト(AFL)

AFLとは?

AFLはAutonomous Forkliftの略で、AGFでは必要な反射板(リフレクター)や2次元コード・磁気テープなどのガイドなく、自律して無人でパレットを搬送することができるフォークリフトです。
弊社が提供するALFは、自社開発したSLAMを用いて最新3D LiDARのデータから正確に自己位置を認識し、自動でパレットを運ぶことができます。

※AGFはAutomated Guided Forkliftの略で、反射板(リフレクター)や2次元コード・磁気テープなどのガイドを利用して、無人搬送するフォークリフトを指します。事前にガイド工事が必要です。
※SLAMはSimultaneous Localization and Mappingの略で、自己位置を特定する技術です。
※LiDARはLight Detection And Rangingの略で、レーザー光で周辺距離を測定する機器です。

AFLの導入の背景について

フォークリフトの運転操作には資格が必要です。そのため、慢性的な人手不足や現場の労働災害の防止が課題となっています。これらに対して、無人フォークリフトは物流業界と製造業を中心に急速に注目を集めており、弊社では24時間稼働する工場併設型倉庫や高所ラック倉庫向け導入を進めています。

当社開発のハードウェア

RFIDタグ自動貼り付け機

RFIDによる個品管理等の課題である、「タグを誰が貼るのか」という問題の解決策の1つとして、作業者の負担を軽減するために弊社が長年培ってきたエンコード(情報書き込み)技術を活かして開発した製品です。商品ごとのサイズに応じて自動でRFIDタグの貼り付けを行う技術(特許取得済)を搭載しています。

自動個包装・ICタグ貼付機
Speema AutoPack

医療材料を小分けにし、任意のサイズにビニール袋を自動調整したうえで包装、RFIDの自動貼付まで1台で実現します。複数サイズの袋を管理することができるため、袋の選定や包装、ラベル貼り付けの手作業を自動化します。包装後には、トレイの自動交換とトレイと商品データ連携が可能といった特徴があります。

RFID高速エンコーダー

弊社の世界最速クラスの製造装置で生産されたタグ、ラベルをエンコード処理するために、開発・設置しました。超高速での可変データ印字、エンコード、不良品検査、ダイカット加工が可能です。

SpeeMa Cube

SpeeMa Cubeは読み取りたい対象だけを読み取り、タグ同士が重なり合って読み取りづらいものでも、高精度で読み取りが可能です。内部に2つのアンテナを搭載しており、読み取りたいものをセットしてハンドルを振る機構を備えています。
当社の自動決済システム SpeeMa RuxSell と組み合わせることで、会計のシーンにも応用が可能です。

RFIDリーダー搭載自動ピッキングロボット
PEER SpeeMa+

『PEER SpeeMa+』は、センサーからの情報によりリアルタイムで位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うロボットです。さらにRFIDシステムを導入することにより、必要な商品を短時間でピッキングすることができます。

特徴

最大4セット対応可能
サイズ
W460mm×L443mm×H1406mm
充電時間
2時間
重量
約50㎏
稼働時間
連続8時間
最大積載
約45㎏
速度
最速1.2m/s
通路幅
1,300mm(双方向走行)/900mm(一方向走行)